最近のお子さんは口をぽかんと開けている子が多いと思いませんか?食べ方が変だ、時間がかかる、丸呑みなど様々な問題が指摘されています。これらは多くは口を取り巻く筋機能の問題です。それには赤ちゃんの頃からの生活習慣に問題がありそうです。離乳を始める前にお子さんの口の発達を気にしませんでしたか?咬まないお子さんの舌の動きを見ましたか?最近の育児雑誌にはこのことが書かれるようになりましたが、実は知らない人が多いのです。当院では摂食機能についてのご相談にも応じています。虫歯や歯肉炎の治療や予防ももちろん大切なことですが、お子さんの全身の成長発育はもっと大切なことです。Well being(より良い状態を保つ)を目標にお子さんに接していきます。楽しい歯医者さん、歯医者さん大好きが小児歯科のまず第一歩です。 |
幼い子供の笑顔に思わず目を細める。さわやかな笑顔を思わず目で追ってしまう。そんな経験はだれもがあるでしょう。笑顔とはそのようなものなのです。幼い子供の笑顔が可愛らしいのはその笑う口もとが愛らしく、さわやかな若者の笑顔が素敵なのは白くのぞく口もとなのです。このさわやかな笑顔が歯ならびの悪い口もとを手で隠したものならどうでしょう。決してさわやかだとは言えなくなるでしょう。歯・口もとというものは目立たないようで、実は最も目につくところなのです。 |
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歯が重なり合っている状態を叢生(八重歯・乱ぐい歯)と言います。 |
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下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせを反対咬合(うけ口)と言います。 |
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上の歯が前に出ている咬み合わせを上顎前突(出っ歯)と言います。 |
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奥歯は咬んでいても、前歯が咬み合わずに開いているものを開咬と言います。 |
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治療のあらましの説明 |
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レントゲン写真、歯の型、歯や顔の写真撮影 |
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レントゲン写真、歯の型、歯や顔の写真撮影 |
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説明を理解していただいた後に治療を開始します。 |
現代の歯科は治療から予防の時代へと変わってきています。それができるようになってきているのです。 |
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研磨用のフッ化物入りペーストにより再石灰化(カルシウム等)を保進し、歯のエナメル質を強化します。 |
細菌性バイオフィルムを破壊し、プラークを除去し、再付着を防ぎ、むし歯を予防します。またエナメル質表面へのカルシウム補給を助けます。 |
歯面から歯肉縁上ならびに歯肉縁下1~3mmのプラークを除去することにより、歯肉の症状を改善します。 |
タバコのヤニや茶シブなどの沈着した色素を取り除き、光沢のある本来の歯面に回復します。また汚れを着きにくくします。 |
歯や歯の周りには、バイオフィルムと呼ばれる細菌が作った膜ができます。バイオフィルムはうがいや通常のブラッシングでは、なかなか取り除けません。PMTCにより専用の器械を使って取り除くのが最も効果的な方法です。また、歯ブラシの届かない所に汚れがたまりやすくなります。PMTCはそのような所の汚れもきれいに落とします。 |
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ブラッシングができていないところや磨きにくいところをはっきりさせます。 |
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ブラッシングができていないところや磨きにくいところをはっきりさせます。 |
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・ブラシで表裏の汚れを落とします。・三角形チップで歯間部を磨きます。 |
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消毒薬を含んだ洗浄液でお口の中をきれいにして、歯肉ポケット内や歯を洗浄します。 |
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むし歯の予防になるフッ化物を塗り、より浸透させるため数分間うがいを避けます。 |
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咬み合わせやむし歯の問題はありませんが、歯肉に問題がある場合には、ある程度の改善を行ってからPMTCを行います。 |
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咬み合わせやむし歯の問題はありませんが、歯肉に問題がある場合には、ある程度の改善を行ってからPMTCを行います。 |
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特に問題がなければ、予防処置としてPMTCを行います。 |
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